パイプスモーキングの醍醐味は様々な個性のtobaccoの味わいが楽しめることです。
あまりに種類が多く、味わいや特徴が忘却の彼方に消えてしまったものも多々あり
自分の備忘録のためにテイスティングノートをつけ始めました。

パイプ葉は個人の嗜好性や飲み物、時間帯、体調、パイプによってもかなり変わります。
なるべく主観に流れないように書くよう注意は払っているつもりですが、あくまでも参考程度にされてください。お役に立てれば幸いです。
ついでにシガーやRYO、ウイスキーについても少し触れています。

2015年3月20日金曜日

家飲みスコッチモルト 〜The GlenLivet 12年〜


友人に薦められて家飲み用に入手したグレンリヴェットの12年。
現在日本国内で最も安価に手に入る12年シングルモルトの一つではないでしょうか。実売は2500円〜4000円前後/700ml。ニッカの余市や宮城峡の12年物をしのぐコストパフォーマンスです。

ピート香はさほど強くなく花の香りが強く出ています。シェリー樽のカスク香と甘みがとても強く、濃厚でとろっとした味わいです。宮城峡にとても良く似ています。余韻もブーケのようです。

ストレートがもっともこのお酒の良さを感じることができるでしょう。
飲みやすくスムーズですが、加水してゆくとどうしても香りが散漫になり、味にも苦味が出てきます。アロマもそれほど強くはありません。
このことを僕は欠点とは思っていません。むしろこのクセのなさ、ストレートでのフローラルな味わいはモルトの入門編としては非常に優れています。

アルコールの角は少しだけあります。例えばジャパニーズ・ウイスキーで例えるならノンエイジとして扱われるレベルの熟成度合いです。
やはり気温が低いスコットランドと高温多湿の日本ではエイジングの年数に若干の差が出てくるのかなあと感じます。

最近台湾のKAVALANが創業7年目にしてスコッチを凌駕する味で話題になったり、日本の誇るイチローズ・モルトも決して本場と同じ環境で熟成されたものでないということを考えると、もしかするとウイスキーというのは意外にも高温熟成で良いものが速成できるのかなと想像したりしています。

まあ、それでもウイスキーというのは本来なら何万円も出して飲むようなお酒ではないという僕の信条からすれば、12年というお酒の時間そのものが手軽に入手でき、自宅でもったいながらずに飲めるという事の方がずっと重要なことです。

スコッチウイスキーにはいくつか有名な産地がありますが、グレンリヴェットはハイランド地方のスペイサイドという地区で作られています。
スペイサイドのモルトは甘く香りが高い華やかな味のモルトが多く、グレンリヴェットもその特徴をよく持っています。

それにしてもスコッチ、特にハイランド地方には「グレン」の付くブランドがありすぎです。
グレンドロナック、グレンリベット、グレンフィディック、グレンゴイン、グレングラント……まだまだあります。どれも美味い酒ですが、バーで酔いが回る度ごちゃごちゃになってしまうのが悩みの種です。




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