パイプスモーキングの醍醐味は様々な個性のtobaccoの味わいが楽しめることです。
あまりに種類が多く、味わいや特徴が忘却の彼方に消えてしまったものも多々あり
自分の備忘録のためにテイスティングノートをつけ始めました。

パイプ葉は個人の嗜好性や飲み物、時間帯、体調、パイプによってもかなり変わります。
なるべく主観に流れないように書くよう注意は払っているつもりですが、あくまでも参考程度にされてください。お役に立てれば幸いです。
ついでにシガーやRYO、ウイスキーについても少し触れています。
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2014年9月23日火曜日

Flandria Black


フランドリア・ブラック
原産国:ベルギー

パッケージには「Dark air cured and fired」とある。つまり「空気乾燥した後、ストーブ(低温で煎った)葉」という意味で、いわゆる「黒タバコ」の部類に入る。「葉巻に喫味が似ている」と称されるが早い話ジタンやゴロワーズと同類のもので、葉巻とは製法も原料葉も異なる。実際には乾燥して煎るだけでなく積層発酵もさせている。故に生葉の香りは熟成香となる。
葉様はシャグで非常に細かい。
生葉の香りは一言で言えば「馬草または腐葉土のにおい」だ。しかしゴロワーズ等と比べるとその独特の香りはずいぶんと控えめ。

シャグカット葉をRYOで喫う場合、ローリングマシンで巻くとどうしても細くなりがちになる。加えて刻みが細かいため、葉詰めをキツめに巻くことになる。そうなるとどうしても味の線が細く鋭くなり、喫味がいまいちハッキリとしなくなってしまう。フランドリアブラックの場合はそれが顕著で、細身に巻いて生葉の芳香を頼りに喫っても味もアロマもぼやけてしまって美味しくない。基本的に手巻きにして太めに巻くのが良い。

実はこのフランドリアブラックは数カ月前に買い求めていたのだが、往年のジタンの風味を期待したせいか、やや物足りない部分もあって、開封後すぐに放置していた。
今回の印象を書くに当たり加湿保存していた残りの葉をしばらくぶりに取り出し、RYOとミニパイプの両方で喫ってみた。

生葉のあのむせ返るような香りはやや飛んでしまっていたが、燻らした時のアロマは熟成感が増していた。
もちろんRYOでも旨いのだが、ミニパイプに詰めて(燃え方が速いので詰め方や喫い方に注意が要る)みると、ココアのような風味に出会うことができる。

黒タバコの特徴は、ニコチンが少なめで甘みはなくアロマが豊かだというところ。味というよりはアロマを味わうために燻らすところがあって、誰かが喫っていると周囲はすぐに「あ、黒タバコだ」と分かる。
喫味は基本的に終始渋いがクール&スロースモーキングを心がけて上手に喫うと、コーヒーやココアの様な喫味が出てくることがある。ゆえに本来的に黒タバコは燃焼剤の入らないRYOやパイプに向いている。

特にフランドリアブラックは、往年のジタンのような独特の渋みとエグみのある「いかにも通好み」なタイプではなく、風味は似ているが優しくマイルドでその辺が引き出しやすい。ニコチン酔いの心配もなく気軽に楽しめる。個人的には、シャグカットではなくせめてファインカットぐらいの方が風味が豊かな気もするが、これでも加湿を十分にし太めに巻いてクール&スロースモーキングに徹すると思いもよらなかった複雑な味わいに出会えることは間違いない。初めて黒タバコを喫ってみたいという人にとっては最適だと思う。

価格が安めだが30gと他のシャグに較べて少ない。50g換算すると1100円でコスト的にはやや高めのシャグの部類に入る。
バージニア系に慣れた人には常喫性には劣るが、混じり気のない黒タバコを味わうために常備しておいて損はない。


660円/30g(2014)
  1. 生葉芳香 弱←○○○○○○★○○→強
  2. 甘  み 少←○★○○○○○○○→多
  3. 味の濃淡 淡←○○○★○○○○○→濃
  4. 熟成感  若←○○○○○○★○○→熟
  5. アロマ  淡←○○○○○★○○○→濃
  6. 満喫感  弱←○○★○○○○○○→強
  7. 舌アレ度 弱←○○○★○○○○○→強
  8. 火持ち度 悪←○○○○○○○○★→良
  9. 常  喫 無←○○○○★○○○○→有
  10. 個  性 弱←○○○○○○★○○→強

2014年8月22日金曜日

GoldenBat



ゴールデンバット
バージニア葉
喫煙時間:標準約7分、RYO約13分

ゴールデンバットは現存する日本最古の銘柄だ。100年はゆうに超える。
あっさりしたバージニアの甘い香りとすっきりとした味わい。
ピースのそれに比べればずっと淡白で辛味が勝つが、軽い分飽きのこないキレの良い喫味を楽しめる。
フレーバーは一般にラム酒と言われているが詳細は不明。

葉様はピースに較べてずっと細かく粉砕されており、葉色が明るくまるでオリエント葉のようだ。
1級葉を使用しているものはファインカットに近いが、しんせいやゴールデンバットなど3級葉を使用しているものは葉脈部分が多く、時折粉寸前のものがあったりする。この特徴はしんせいにも通じる。

葉詰めの密度は、他の巻きタバコに較べてずっと荒い。
この辺がゴールデンバットを個性あるtobaccoにしている要因でもある。

個人的には学生時代、一番お世話になったtobaccoでもある。
残念ながら当時のものとは巻きもパッケージも値段もすっかり変わってしまったが、味だけは当時とさほど変わっていないのが嬉しい。

30年前、ゴールデンバットは20本入り70円だった。当時のベストセラーであるセブンスターが180円だったから、当時としてもかなり破格だった。

破格故「くずタバコ」などと悪口を言われてもいたがとんでもない話で、ピースを選ぶかゴールデンバットを選ぶかは、単純に自分のふところ事情だけで、本当にうまいタバコであった。

というよりゴールデンバットの良さを分かるという事自体、ゴールデンバット愛好者だけが共有できる誇りといえるかもしれない。


「国民のタバコしんせい安くて量がある」という何かの替え歌をべろんべろんに酔っ払う度に歌っていた体育会系なノリを、ゴールデンバット喫いの変人達はふふんと一笑していた。

というのも、ゴールデンバットは一日一箱単位で買えるタバコではなかったからだ。
努力と智慧がないと愛用できない。
しんせいは運が良ければその辺のタバコ自販機で買えない事もなかったが、ゴールデンバットは当時供給がとても不安定で、毎週水曜日に街の一番大きなタバコ屋にて一人4箱ずつしか購入できなかったのだ。
4箱じゃ4日ももたないじゃないか!

そこで変人共(資本なし)は考えた。下宿のヒマな住人達を集めて夜な夜な麻雀をやる。バット愛好者は揃って麻雀が強かったので、負けた連中への貸しをチャラにしてあげる代わりに、水曜日に一緒にタバコ屋の前に並ばせる。かかるのは一人280円。8人並んで32箱、これを4人でわけあってもどうにか一週間は持つ。そうしてコツコツ確保したゴールデンバットのストックは常時100箱を超えた。
その100箱を好きな時に実費で分け合う。
もっとも下宿の住人達はみんな友情に厚かった(ヒマだった)から、麻雀なんぞ勝っても負けてもやらなくても並んでくれた。

この70円の名品こそが、僕に「吹かし(口腔内喫煙)」で味わうタバコの旨さを教えてくれたのであり、パイプや葉巻への入り口となったtobaccoでもある。



そんな訳で、RYOで喫おうがどうしようが結構どうでもいいのだけれど、やはりせっかくだからヘンプで巻き直してみよう。
上段:RAWの無漂白ヘンプ
中段:オリジナルのバット
下段、RAWで巻き直したもの
使用するのはRAWの70mm、無漂白のヘンプペーパー。
バットは葉詰めが荒いので、70mmローリングマシンにセットしても十分に間に合う。
昔のバットはちょうどこの手巻き70mmと同じレギュラーサイズの細巻きだったので、昔のサイズに戻すという事になる。
詰めは少しだけきつくなるので、過燃焼が防げて味にやや甘みが増す。
バットのキレの良い旨味が強調されてなんとも心地よい。
なんといってもただでさえ短いバットの喫煙時間が10分を超えるのが嬉しい。

バットの喫い方は、肺に入れずに口の奥の方で味わうのがいい。
例えばパイプをゆっくり燻らしている時間が無い時、何かに集中している時、知的作業のパートナーになってくれる。
そして、チェーンスモークがよく似合う。

惜しむらくはパッケージデザインの改悪だ。ピースにせよこのような歴史的文化的に残す価値のあるデザインは決してくだらない警告文を載せるために変更してはならない。さっさと元のデザインに戻すべきだ。

210円/20本入り(2014)


  1. 生葉芳香 弱←○○○★○○○○○→強
  2. 甘  み 少←○○○○★○○○○→多
  3. 味の濃淡 淡←○○○★○○○○○→濃
  4. 熟成感  若←○○★○○○○○○→熟
  5. アロマ  淡←○○○○★○○○○→濃
  6. 満喫感  弱←○○○○★○○○○→強
  7. 舌アレ度 弱←○○○★○○○○○→強
  8. 火持ち度 悪←○○○○○○○○★→良
  9. 常  喫 無←○○○○○○○○★→有
  10. 個  性 弱←○○○○★○○○○→強

2014年7月31日木曜日

Short PEACE (RYO)



ショートピース
バージニア葉
喫煙時間:標準10分、RYO約18分

ピースでRYO(Roll Your Own 手巻きのこと)
と言っても、日本たばこがRYO用の葉を出してくれた訳ではない。
もちろん出して欲しい。今すぐにでも。

ペリクのような香りと味わいを持つ高品質なバージニアの甘い香りと蜂蜜フレーバー、こっくりとしたアロマなど、現在日本で生産されているtobaccoの中では間違いなくNo.1の旨いシガレットだと思う。ちなみによく「バニラ」の香りと言われるがバニラの香りはしない。むしろパチュリやカモミールなどフローラルのブレンドされた芳香に近い。


惜しむらくは、巻紙のせいでせっかくの味わいがかなりスポイルされているということだろうか。
市販のシガレットを公害にしている元凶はアセテートフィルターと紙だ。特に紙が燃える臭いは味を損なうばかりでなく、同じ喫煙者同士でも隣で吸われてイヤな気持ちにさせられる最大の原因となる。吸ってなくてもタバコ臭い。服もタバコ臭い。それは主にパルプ紙によるところが大きい。

ピースは両切りなのでフィルターはない。また巻紙もヘンプ(麻)の割合が高いペーパーを使っている……という話だが、それでも紙臭い。吸い殻もしっかり臭い。


それで僕はピースの巻紙を取って、100%ヘンプペーパーで巻き直して喫している。

とは言っても、市販シガレットの葉は非常に細かく裁断されていて、一度バラして巻き直すのはとても手間がかかる。ローリングマシンを使わないとほぼ不可能。

そこでローリングマシンを使ったピース巻き直しのコツを紹介したい。この方法を使えば、1分もかからず巻き直しができ、格段に旨いピースを味わう事ができる。

用意するのは、79mm用のローリングマシン、ヘンプ100%の79mm用ペーパー(写真ではピュアヘンプの無漂白を使用)、カッターナイフ。
まずピースをマシンにセットする。ピースは70mmタバコなので長さが若干余る。なぜ70mmマシンにセットしないのかというと、市販のシガレットは機械巻きのためにかなりきっちり詰められているため、70mmペーパーだと余分が出てしまうからだ。79mmペーパーで巻くとちょうどよい。

次にセットしたピースの巻紙をカッターナイフで切る。
その時注意するのは、なるべくタバコ全体の形を崩さないように紙だけ切っていくこと。タバコを抑えながら切ると良い。
全て切れたら、巻紙だけを下から引き抜く。
この時もなるべくタバコの成形が崩れないように、葉全体を抑え、回しながら引き抜く。
少しバラけているが、ちょうど79mmサイズに収まる。

ペーパーをセットして巻く。

上が巻いた状態。下は元のピース。
紙の厚みが全く違っていて、中身が透けているのが見える。

ピースをピュアヘンプでRYOにすると、喫味はマイルドになりアロマが強く濃厚になる。
燃焼速度が落ちるので、バージニア本来の自然な甘みをしっかりと味わえるようになる。
紙の燃える臭いはほぼ解消され、爽やかな芳香だけが鼻に抜ける。

ピースをヘンプペーパーで巻き直す理由、メリットの中で最も大きいのは、燃焼速度が落ちるという点だ。市販の状態のタバコはフリーバーニングといって、ほっといてもどんどん燃えてタバコがなくなってしまうまで燃え尽きるように巻紙ができている。これだとスローバーニングができず、タバコ本来の味を味わう事がとても難しい。喫煙時間も頑張って10分程度だ。
これを燃焼補助剤の入らない手巻き紙に替えるだけで、15〜20分まで延びる。吸わなければ自然に火は消える。

これをさらに長めのシガレットホルダーに挿して喫すると、ドライ&スローがてきめんに効いて今まで全く気づかなかったピースの旨さを味わえるようになる。

シガレット喫煙者の多くは、増税や禁煙政策で高くなってしまったタバコを、安いものや軽い物に替えようとする人が大半だ。
喫煙は病気であるというスローガンの影響でまるで犯罪者のように縮こまってしまっている。自分と嫌煙者をまるで敵のように見てしまう人さえいる。

でもちょっと待って欲しい。

まずタバコとは紙もフィルターもなしで喫するのが本来の姿だった。
タバコは不特定多数のいる場所で吸うものではなかった。
時間のない時に吸うものでもなかった。
歩きながら吸うものでもなかった。
肺に入れて吸うものでもなかった。
本来は、思考と瞑想の手助けをしてくれる大切なアロマの草であった。
神聖な儀式の道具であった。
タバコを喫するには、時間と神聖な場所が必要だ。

だから、ニコチンが0.1mgなどというただの燃え草をせわしなく隔離室で吸わされて欲求不満になるのではなく、上質で強いtobaccoを味覚と誇りを取り戻して自分の書斎やバーのカウンターでゆっくりと味わったほうがずっと幸せだ。

それを実現するにはまずフィルターを取り払い、肺喫煙をやめてみる。
「吹かし」に抵抗があるなら、煙管タバコのように鼻腔内喫煙を試してみる。
そうすればタールやニコチンの量に囚われることがなくなってくる。
そして低品質な紙を燃やすのをやめてみる。
その第一歩を踏み出せるtobaccoがショートピースだ。
そしてさらに、できればRYOで。

シガレットだって趣味になる。
それだけでタバコに対する渇望がなくなる。
喫煙場所を探して彷徨わなくてもよくなる。
なぜ自分がタバコを吸うのか、変な理由をつけなくて済むようになる。
喫煙者か非喫煙者かというようなカテゴリーで自分を見なくて済むようになる。
喫煙は病気ではない。
喫煙とは趣味だ。
思考と瞑想の盟友である。


240円/10本(2014年)


  1. 生葉芳香 弱←○○○○○★○○○→強
  2. 甘  み 少←○○○○○★○○○→多
  3. 味の濃淡 淡←○○○○★○○○○→濃
  4. 熟成感  若←○○★○○○○○○→熟
  5. アロマ  淡←○○○○○★○○○→濃
  6. 満喫感  弱←○○○○○★○○○→強
  7. 舌アレ度 弱←○★○○○○○○○→強
  8. 火持ち度 悪←○○○○○○○○★→良
  9. 常  喫 無←○○○○○○○★○→有
  10. 個  性 弱←○○○○★○○○○→強

2014年7月23日水曜日

American Spirit Perique (RYO)






アメリカン・スピリット ペリク
バーニジア、ペリク葉

基本的にシガレット(紙巻きタバコ)は喫わないが、アメリカンスピリットと、日本のショートピースだけは別で、どちらかはなるべく手元に切らさないようにしている。
メインで吸うことはないが、どうしてもパイプを燻らす時間がない時などの予備として活躍する。

シガレット(紙巻きタバコ)の事を真剣に書こうとすると大変な字数が必要になってしまうので省略するが、シガレットで一番美味しいのは
  1. 両切り(フィルターなし)
  2. 巻紙は無漂白のヘンプペーパー
  3. 燃焼促進剤なし
  4. シガレットホルダーを使用する
  5. 肺喫煙せずなるべくアロマを引き出す
に限ると思っている。
しかしこの条件を全て揃えるとなると、答えはRYO(Roll Your Own-----手巻きタバコ)にならざるを得ない。


アメリカンスピリット(以下、アメスピ)は、オーガニック&無添加を謳い文句にしているアメリカの煙草会社で、既成シガレットとRYOの両方をラインナップにしている。ポリシーや特徴の詳細については他サイトが詳しいのでここでは割愛する。

アメスピの本領が発揮されるのはRYO用の葉だ。ラインナップは4種類。付属している巻紙は全て78mmヘンプペーパー。
この中でも「ペリク」は現代我々がリアルタイムで味わえる最高傑作tobaccoのひとつだと思う。

葉様はファインカットで、他のRYOのようなシャグカット(※1)ではない。
シャグは葉がまとまりやすいので手巻きでは重宝するが、半面味の線も細くなり、分かりにくいものになりやすい。また細い分乾燥しやすく開封後の鮮度の保持が難しい。ファインカットはシャグに比べると若干その辺は鷹揚で鮮度の保持も容易。半面葉がまとまり難いのでローリングマシンが必要になる。

ペリクというのはtobaccoをバーボン樽の中で発酵させるもので、押し鮨と古漬けを足したようなもので、独特の芳香と重みのある甘みと喫味が特徴。アメリカの限られた地方企業でのみ製造されている珍しい加工tobaccoだ。ミクスチュアで使われることが多い。アメスピのペリクもミクスチュアだ。

喫味はマイルドで自然な甘み、アロマは香り高く品のあるもので、無漂白のヘンプペーパーではそれが最大限に引き出される。とにかく飽きない。
日本のショートピースもアロマは強いが、巻紙のせいで喫後のルームノートに嫌気が残るのだが、アメスピのそれはどこまでも自然で、tobaccoが本来持つ芳香をきちんと伝えてくれる。

おすすめはRAW Classicか、Smoking Hemp。副流煙と言えば喫煙の害の真犯人のように言われているが、確かにパルプペーパーのそれはお世辞にも身体に良さそうとは思えない刺激臭の塊だ。しかしパイプや葉巻、またヘンプペーパーなどを使用したシガレットではこの副流煙は主流煙と較べて大きな害の差や遜色があるわけでなく、良いアロマをもたらす大切な要素となる。良いtobaccoはこの副流煙が良い喫味とアロマとシガレットとは思えないようなルームノートをもたらしてくれる。

アメスピペリクは、そんな手巻きtobaccoの美点をあますところなく発揮できる。
長めのシガレットホルダーがあればクールスモーキングにより深いアロマを味わうことができ、まるでパイプスモーキングをしているような錯覚さえ起きる。

欠点はやはり喫後、紙巻き故の紙臭さが、ヘンプペーパーであってもやはり少しは口の中や服に残ることか。それと吸い殻の臭い。それでも市販の既成シガレットに比べたら比べ物にはならない。パイプスモーカーにとっては小さくはないが。

満喫感はショートピースよりややマイルドに感じる程度。

平均的な喫煙時間は70mmペーパーで約15分ほど。
時間帯は、午前中。
合う飲み物は紅茶、コーヒー、水など。
70mmペーパーで巻いた場合の平均重量は約0.7g前後。57本分。
78mmペーパーで約0.9g。44本分。
価格1080円/40g


(※1)tobacco葉は刻み幅で名前がついている。一番細かいのは「刻み」と言って日本の煙管用、次が「シャグ」手巻きタバコ用、次が「ファインカット」既成シガレットやミニパイプ等でよく使われる刻み幅、その上が「リボン」一般的なパイプ用に使われる。


  1. 生葉芳香 弱←○★○○○○○○○→強
  2. 甘  み 少←○○○○★○○○○→多
  3. 味の濃淡 淡←○○○○★○○○○→濃
  4. 熟成感  若←○○★○○○○○○→熟
  5. アロマ  淡←○○○○○★○○○→濃
  6. 満喫感  弱←○○○○○★○○○→強
  7. 舌アレ度 弱←○★○○○○○○○→強
  8. 火持ち度 悪←○○○○○○○○★→良
  9. 常  喫 無←○○○○★○○○○→有
  10. 個  性 弱←○○○○★○○○○→強