Davidoff Mini Cigarillos PLATINUM(ダヴィドフ・ミニシガリロ・プラチナム)
製造国:デンマーク
原産国:インドネシア(バインダー)、エクアドル(ラッパー)、イタリア/ブラジル/ドミニカ(フィラー)
シガリロをどれか一つだけ選ばなければならないとしたら、モンテ・クリストかこのダヴィドフのプラチナムのどちらかにするかでかなり迷うと思う。
ハバナ産シガリロの中で挙げるとすれば文句なしにモンテ・クリスト、次点は鼻の差でロメオ・エ・フリエータ。どちらも深いアロマが身上でハバナ愛好者だけでなくシガー入門にも最適だ。
よく話題になるコイーバはシガーにある深みをシガリロでは再現できていなくて、ハバナの中では頭ひとつ後ろを追っている感じ。シガリロの弱みとはまさにその一点で、細身であることも手伝って味が尖りがち。同じ葉を使ってもなかなかコロナサイズのような柔らかくて深い味わいは得られない。
「シガーはハバナ、ただし大きさはコロナ以上に限る」と言われる所以。
ハバナ産シガリロの中で挙げるとすれば文句なしにモンテ・クリスト、次点は鼻の差でロメオ・エ・フリエータ。どちらも深いアロマが身上でハバナ愛好者だけでなくシガー入門にも最適だ。
よく話題になるコイーバはシガーにある深みをシガリロでは再現できていなくて、ハバナの中では頭ひとつ後ろを追っている感じ。シガリロの弱みとはまさにその一点で、細身であることも手伝って味が尖りがち。同じ葉を使ってもなかなかコロナサイズのような柔らかくて深い味わいは得られない。
「シガーはハバナ、ただし大きさはコロナ以上に限る」と言われる所以。
ダヴィドフはその固定概念を覆してくれる数少ない非ハバナ産のシガリロ。
その中でもプラチナムは特に秀逸で、シガリロとは思えないフルボディのアロマ、甘み、スパイスのハーモニーをダイジェストで味わえる。辛味を「スパイス」と勘違いする向きは少なくないが、これはシガー本来のスパイシーがどういうものであるかを分かりやすく教えてくれる。
ダヴィドフのミニシガリロは「ミニシガリロ」「ミニシガリロシルバー」そして「ミニシガリロプラチナム」の3種類。主な違いは葉の原産国とブレンドだが、喫味的には順にMedium、Mild、Fullと捉えたら良いと思う。
ハバナシガリロが、シガーの余り葉を使って製造している関係もあり、個体差やロットによると思われる品質のばらつきがあるのに比べ、シガリロのための葉のブレンドが考えつくされ、品質も安定しており洗練されている。
驚くのは、これは高級プレミアムシガーには似合わない表現だが、終盤に近づけば近づくほど、豊かなアロマと味わいが表に出てきて、なかなか火を消せなくなるという点だ。
シガーはその味を楽しめるのはせいぜい全体の3/5、中には1/3もいかないうちにエグみや金属臭でどうしようもなくなるものもある。
シガリロに至ってはさらにシビアで、シガーとはそういう身上のものだからそれでいいのだけれど、ダヴィドフは最後の最後まで喫っても味がほとんど落ちないのが不思議だ。
故になるべくシガリロ(シガレット)ホルダーで味わいたい。喫煙時間は10〜15分。
ミニシガリロは分類的にはドライシガーの部類に入れられているが、ちゃんとしたtobaccoショップではヒュミドール保管されており、そうでないショップとは明らかに品質が違う。もしドライの状態で手に入れた場合は、数日保湿してやると良いと思う。
ハバナシガリロが、シガーの余り葉を使って製造している関係もあり、個体差やロットによると思われる品質のばらつきがあるのに比べ、シガリロのための葉のブレンドが考えつくされ、品質も安定しており洗練されている。
驚くのは、これは高級プレミアムシガーには似合わない表現だが、終盤に近づけば近づくほど、豊かなアロマと味わいが表に出てきて、なかなか火を消せなくなるという点だ。
シガーはその味を楽しめるのはせいぜい全体の3/5、中には1/3もいかないうちにエグみや金属臭でどうしようもなくなるものもある。
シガリロに至ってはさらにシビアで、シガーとはそういう身上のものだからそれでいいのだけれど、ダヴィドフは最後の最後まで喫っても味がほとんど落ちないのが不思議だ。
故になるべくシガリロ(シガレット)ホルダーで味わいたい。喫煙時間は10〜15分。
ミニシガリロは分類的にはドライシガーの部類に入れられているが、ちゃんとしたtobaccoショップではヒュミドール保管されており、そうでないショップとは明らかに品質が違う。もしドライの状態で手に入れた場合は、数日保湿してやると良いと思う。
1800円/10本入り、3600円/20本入り(2014)
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